国際結婚と配偶者ビザ取得の流れ。結婚しただけでは日本に住めない!

ようやく一段落しましたのでブログを書こうと思います。

昨年の暮れから、フィリピン人の彼女との入籍・ビザの手続きをしておりましたが、

今月の初めにやっとビザが下りるところまで終わりました。

在留期限が来月に迫っていたので、間に合ってよかったです。

国際結婚に必要な書類

日本で結婚する場合は、僕(日本人側)の本籍地の役場で婚姻届を提出するのですが、

役場の住民課へ、フィリピン人との国際結婚するのに必要なものを問い合わせると下記の物が必要とのことです。

・婚姻届
・結婚要件具備証明書(LCCM)
・妻(外国人側)のパスポート(提示のみ)
・妻(外国人側)の在留カード(提示のみ)
・双方の印鑑

婚姻届は最寄りの役場でもらえますので問題ありません。

次の結婚要件具備証明書(LCCM)とは、

この人は結婚できますよ。というのを証明してくれる書類らしい。。。

この書類は、フィリピン大使館(東京)・フィリピン領事館(大阪)で発行してもらえます。

しかし、発行に必要な書類がたくさんあり、下記が必要になります。

フィリピン人側の必要書類(2016/5/26現在)

・結婚要件具備証明書(LCCM)の申請書(ダウンロードはホームページから)
・パスポート(原本+コピー1部)
NSO(フィリピン外務省)発行の出生証明書
NSO(フィリピン外務省)発行の無結婚証明書
在留カードまたは外国人登録証(原本+コピー1部)
・パスポート用サイズの証明写真(3枚)

・25歳以下の場合は、親の同意書やら承諾書やらがいるそうです。

日本人側

・戸籍謄本(全事項記載)
・住民票(本籍地や、家族は省略しない方がいいと思います)
・パスポート(原本とコピー1部)
・免許証(原本とコピー1部)
・パスポート用サイズの証明写真(3枚)

また、2人揃って提出することと、レターパックプラス510円(宛先はフィリピン人側の名前にして、日本での住所を英語で書く)が必要です。
レターパックプラスは大阪に出すなら同じ建物内に郵便局があるので直ぐに揃えられます。

コンビニもあるのでコピーもできます。

写真機は近くにないので事前に用意する必要があります。

そして、フィリピン人側の下記の書類は取得に時間がかかりますので、結婚するならまずこの二つから始めます。

NSO(フィリピン外務省)発行の出生証明書
NSO(フィリピン外務省)発行の無結婚証明書

 

入籍までの手順

あくまで僕たちが行った手順になりますが、だいたい入籍までで4カ月程かかりました。

手順1

フィリピンからでないと取得できない下記2つの書類を初めに準備します。
少しでも誤字や誤りがあると、全て無駄になることもあるので慎重にしないといけないようです。

NSO(フィリピン外務省)発行の出生証明書
NSO(フィリピン外務省)発行の無結婚証明書

* それぞれは、公的機関で発行してもらい、更に外務省の認証(赤いリボン)をもらわなければなりません。この作業で2カ月ぐらいかかります。家族がフィリピンに住んでいたら代わりにしてもらえます。

手順2

上の書類が出来上がるまでに、他の必要書類を準備します。
フィリピンの機関は大阪と東京にあり、様式も若干異なるのでそれぞれ自分が提出する所の物を用意しましょう。

東京のフィリピン大使館 必要書類一覧(日本語)
http://tokyo.philembassy.net/ja/consular-section/services/civil-registration/legal-capacity-to-contract-marriage-certification/lccm-single-filipino/

大阪のフィリピン領事館 必要書類一覧(英語のみ)
http://osakapcg.dfa.gov.ph/consular-services/lccm

 

手順3

必要書類がそろったら、2人で結婚要件具備証明書の申請に行きます。
予約の必要はなく、書類のチェックをして問題なければ15分ぐらいで終わります。

しかし、手数料やら翻訳料やらで合計20,000円近くその場で支払います。

翻訳は自分で行ったらよかったと後悔しました。。。

だいたい10日ぐらいで、結婚要件具備証明書(LCCM)が届きます。
一緒に結婚報告書(Report of marriage)の書類も入っているので、それは婚姻届提出後に必要になります。

それまでに婚姻届は役場からもらって記載しておきましょう。

*僕が記載していた婚姻届には、外国人は国名だけ記載と書いてありましたが、
いざ提出してみると後日になって呼び出され、出生地を日本語で書かされました。

手順4

婚姻届の提出です。

良い日を選んで2人で提出しましょう。

その時に、パスポートや在留カードの提出が必要です。

晴れて夫婦になれました。しかし、これで終わりではありません。

手順5

婚姻届を提出したら終わりじゃないのか?と考えてしましがちですがまだまだ続きます。

あくまで婚姻届は日本での手続きなので、日本の
法律上のみ結婚したことになります。

日本に住んでいるのだから実はそれで充分なはずなのですが、、、

これだけではフィリピン人の奥さんは日本に住むことができません。

ビザを取得する必要があります。

日本人の配偶者として日本に住むビザを申請するときに、日本だけではなくフィリピンの法律上でも入籍している必要があります。

ビザ取得までの手順

そうなんです、外国人は日本人と結婚したから日本に住めるわけではありません。

住むにはきちんとビザを取らなくてはなりません。

必要書類は日本の外務省のホームページから確認でき、申請は近くの入国管理局にて行います。

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